ニューブリテン島北端の町ラバウルは、第2次世界大戦当時、旧日本軍の司令部があった場所です。当時、停泊中の旧日本軍の貨物船の多くが、連合軍の爆撃で沈没しました。それらが今のレックダイビングのポイントとなっています。レックダイビングのポイントはラバウルの町の前に広がるシンプソン湾内に沈んでいるため、透明度が悪く中級レベル以上のダイバーにオススメしますが、一旦湾の外に出ると、透明度の高い、サンゴの豊かな海が広がっています。
ラバウル ツラギ島8日間
ツラギ島のダイビングはダイナミックなウォールやケーブ、隠れ根、繊細なマクロ、そして太平洋戦争時のレックととバラエティに富んでいます。 ツラギ島を含むフロリダ諸島と対岸のガダルカナル島の間は水深500m以上の深場で、ツラギ側の切り立ったウォールや隠れ根では悠然と泳ぐ大型の回遊魚がしばしば見られます。隠れ根のトップにあいたトンネルからウォールに抜ける「ツイントネル」はじめ地形と回遊魚、テーブルサンゴが群生するリーフなど魅力的なダイビングをお楽しみいただけます。 またレックダイビングでは日本軍の大型飛行艇「川西97式飛行艇」が翼の一部を失っただけのほぼ完全な形で見ることができ、ダイビングの帰りがけには通称トーキョーベイと呼ばれるエリアに横たわる日本軍の駆逐艦「菊月」や連合軍のオイルタンカーの残骸も見ることができます。 その他ガダルカナル島側にも日本軍輸送船のレックポイントがあります。米国の駆逐艦「アーロンワード」もダブルタンク+コニーボトルまたはリブリーザーを利用すれば経験者なら潜ることができます。さらに桟橋前のビーチはハゼやウミウシなどの生物が豊富でボートダイビング後に存分にお楽しみいただけるでしょう。
日程 | 都市 | 時刻 | スケジュール | 宿泊 |
1 | 成田 | 21:30 | 空路、PXにてポートモレスビーヘ | 機中泊 |
2 | ポートモレスビー ホニアラ | 4:55 9:15 12:35 | 到着後、空港にて待機 空路、ホニアラへ ガダルカナル島ホニアラ到着後、送迎にてキタノ・メンダナホテルへ。チェックイン後フリー。 OP:ガダルカナル島内観光 | キタノ・メンダナホテル泊 |
3 | ホテル ツラギ島 | ボートにてホテル前からツラギ島へ。【約1時間】 到着後チェックイン。 2ボートダイブ+ビーチダイブ | バニタモーテル泊 | |
4 ~6 | ツラギ島 | 昼頃 夕刻 | 終日2ボートダイブ×3日間(無料ビーチダイブ可。バディ制) | バニタモーテル泊 |
7 | ツラギ島 ホニアラ | 午前 | ダイビングの準備をしてチェックアウト。ボートにてガダルカナル島へ。到着後、広川丸にて1ダイブ。ダイビング後、キタノ・メンダナホテルへ。 | キタノ・メンダナホテル泊 |
8 | ホニアラ ポートモレスビー 成田 | 9:40 11:00 14:15 19:55 | 送迎にて、空港へ。 空路、ポートモレスビーへ。到着後乗り継ぎ。 空路、日本へ。 到着後、解散 | *** |
ラバウル ビリキキクルーズ10日間~
ビリキキクルーズは1992年に創業されたカナダ人オーナーによるダイブクルーズです。 ビリキキ号、スピリット・オブ・ソロモン号、2艇のクルーザーはダイブクルーズ専用に改造されダイバーにとって快適に過ごせるようにレイアウトされた安定のよい鋼鉄製のボートで、ガダルカナル島、ツラギ島を含むフロリダ諸島(7泊クルーズ)、そしてニュージョージア諸島(10泊以上のクルーズ)を巡り、地形や回遊魚、レックなどのワイドレンジからマクロレンジまでバラエティに富んだダイビングクルーズをお楽しみいただきます。 2艇の船は同じ大きさと性能で、設備的にはキャビンレイアウトが若干違うもののサービス内容は同じですので、どちらの船でも快適なクルーズをお楽しみいただけます 2名のダイビング兼クルーズマネージャーと11名のクルーがお客様の快適な船旅をお約束します。またビレッジツアーなど島の人々との交流プログラムもあり、美しいソロモンの海とそこに住む暖かな民族との触れ合いも堪能していただきます。 ※クルーズコースの一例です
ともにホニアラ発着で、海況などの状況によりコースは随時決められます。
8時、11時、14時、16時、20時と5本のダイビングが可能です。 毎回のダイビングでは細かなブリーフィングを受け、ダイビングデッキに横付けされた2艇のテンダーボートで順次ポイントへ向かいます。 各ダイビングには必ずダイブガイドが同行しますので、ビギナーでも安心です。もちろんバディダイブで気に入った場所にじっくりと留まることも可能です。 水面には常時テンダーボートが待機して、浮上してきたダイバーを随時クルーズ船に送ります。ですから他のダイバーを気にすることなくマイペースでダイビングをお楽しみいただけます。 またダイビングデッキには常時新しいタオルが用意されていますので快適です。 ダイビングデッキにはカメラ器材等を置くラックと洗浄用水槽が設けられ、専用の小型タオルも用意しています。 キャビンには大型テーブルと240V,110Vのコンセント、さらに器材を入れるカゴも用意していますので器材をいちいち客室に持ち帰らずに手入れできます。 ※日本人スタッフは乗船しません。
日程 | 都市 | 時刻 | スケジュール | 宿泊 |
1 月 | 成田 | 夜 | 空路、FJにてナンディへ。 | 機中泊 |
2 火 | ナンディ ホニアラ | 早朝 | 到着後、空港にて乗り継ぎ 。 FJにてナンディへ。 到着後、送迎にて船へ乗船。 到着後、ダイビング。 | クルーズ船泊 |
3~8 | 1日最大5ダイブをお楽しみください。 | クルーズ船泊 | ||
9火 | ホニアラ ナンディ | 送迎にて空港へ。 空路ナンディへ。到着後、送迎にてホテルへ。 | ナンディ泊 | |
10水 | ダイビングをお楽しみください。 | ナンディ泊 | ||
11 | ナンディ 成田 | 午前 夜 | 送迎にて、空港へ。 空路、日本へ。 到着後、解散 | *** |
ココポビーチバンガロー8日間
ラバウルの新タウン「ココポ」の中心街近く 海沿いの高台に建つ 階段を下りればブラックサンドビーチへ出られます 中華料理が絶品です。
フィッシュウォチングのダイビングエリアは大まかに3エリアに分かれます。
ココポの町と沖合いのピジョン島周辺、ピジョン島のさらに沖合いで、ニューブリテン島とニューアイルランド島の間にあるデューク・オブ・ヨーク群島周辺、そして旧ラバウルの町が面するシンプソン湾(ハーバー)を有するブランシェ湾(ベイ)のとなりのアタリクリクン湾(ベイ)です。
ピジョン島周辺は大変潮通しがよく水がクリアで、デューク・オブ・ヨーク周辺はソフトコーラルやウミウチワが数多く、アケボノハゼは14~22mと浅い水深に数多く見られます。またアタリクリクン湾のウララ島周辺のテーブルサンゴは、その量、大きさ、密度ともに圧巻で、またあちこちに見られる巨大なツボカイメンととも形成される美しいサンゴの世界画魅力的。
日程 | 都市 | 時刻 | スケジュール | 宿泊 |
1 | 成田 | 21:30 | 空路、ポートモレスビーヘ | 機中泊 |
2 | ポートモレスビー ラバウル | 4:55 昼頃 午後 | 到着後、現地係員お出迎えリゾートへ 空路、ラバウルへ 到着後、ホテルへ | ココポビーチ バンガロー泊 |
3 ~6 | リゾート | 終日、3ボートダイブ | ココポビーチ バンガロー泊 | |
7 | ラバウル ポートモレスビー | 昼頃 夕刻 | 出発までフリータイム 空路、ポートモレスビーへ 到着後、ホテルへ | ゲートウエイホテル泊 |
8 | ポートモレスビー 成田 | 朝 14:15 19:55 | 朝食後、空港へ。追加料金で観光可能。 空路、帰国の途へ 到着後、解散 | *** |