2011世界遺産の町チヴィダーレ

観光ツアーでいく大都市では物足りない、イタリアの魅力の醍醐味は深い歴史のある小さな町で暮らす人々の生活を垣間見ること。小さな町の物語のファンの方にぜひお勧めしたいのが、北イタリアのチビダーレ。ウディネの町から15km、イタリアンアルプスのふもとにあるこの町は、アルプスを一方に、深い渓谷を他方にを望む、おとぎ話の中にいるように感じられる町です。かつてはこの地方の商業の中心として誇った町も、今はイタリア通の近隣ヨーロッパの人々が、町の風情、この地方のワインと料理を目当てにやってくる静かな町なりました。  

紀元前50年、ジュリアスシーザーによって作られた町は、ローマ帝国にとってこの地方の中心地になりました。その後、ビザンチン帝国、ロンバルディ王国等の侵入、カトリック教会の直領、ベネチア共和国、ナポレオンの侵入、オーストリアの侵略を経て、イタリア王国となる等、さまざまな変身を遂げた町でもあります。(その他、あまり知られていない歴史で特記すべきことといえば、9世紀のチビダーレ公爵のべレンジャー一世はその後、イタリア国王になっていること、14世紀に大学の創設により、文化的にも重要なものであったことでしょうか)

大聖堂は8世紀に起源を持つ教会の跡に15世紀にピエトロロンバルドの設計によるベネチア風ゴシック建築。内部は8世紀の大理石の彫刻、12世紀の銀の祭壇等、長い歴史を物語るものです。隣接のキリスト教美術館には教会に由来する美術品が納められています。ナティゾーネ川沿いの谷間の聖マリア教会も中世の美術の特徴あるもので、ロンバルド王朝時代の公爵家のプライベートチャペルとしても使われていたものです。

バージンロードリーガル(室内)5m セレモニー(屋外回廊)5m
音楽オプションで可能♪
収容人数20名くらい
ステンドグラス
アクセス方法ヴェネチアから電車で約1時間半
海が見える× フォトツアーは旧市街地をバックに。
ワンポイントリーガル、セレモニー両方可能。
日曜日、祝日はアップチャージ

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